2009年08月30日

35年ぶりの雪     猫ライヴ

35年ぶりの雪

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1973年頃、当時中学生だったゆうじは、バスで通学していました。

新静岡センターというバスターミナルがあって、
そこの南口プラザではよくイヴェントをやっていて、
毎週土曜日は元「ワイルドワンズ」の鳥塚しげきさんが司会をやっているローカルテレビ番組の公開録画がありました。

バス通学だったゆうじは、その様子をよく見ていました。

そこにある日「猫」というバンドが出ていました。

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猫は当時「地下鉄に乗って」や「各駅停車」をスマッシュヒットさせていたフォークロック系のバンドでしたが、なんといっても、よしだたくろうの「雪」のカバー曲が有名でした。

ゆうじは、猫の「雪」を確かこの時初めて聞いたと思います。
そしてその後もラジオ等で聞いたくらいだと思います。
しかし、その歌が、ずっと耳から離れませんでした。

「雪でした、あなたの後をなんとなくついて行きたかった、、、。」

ボサノヴァ調にアレンジされた覚えやすいメロディーのお洒落な曲。

そういえばパーカッションの方もいて、小気味良いリズムで曲に彩りを添えていました。

しかし、当時のゆうじの目を奪い、今でも鮮明に覚えているのがギタリスト!!

ベルボトムのジーンズに長髪で見た目ジェフべックそっくり!!

しかもギターは白いストラトキャスター!!

当時「べック・オラ」の裏ジャケの白いストラトを持ったジェフべックの写真がかっこよくて、毎晩寝る前に必ず見ていた少年ゆうじにとって、このギタリストは本当にかっこよく見えました!!

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当時まだまだ白人コンプレックスのあった日本で、同じ日本人なのになんてかっこいいんだろう!!

信じられない少年ゆうじでした。

しかし、猫のレコードを買えたわけではなかったのです。

お小遣いの少ない少年ゆうじ、しかもロック黄金期の1973年。次は何を買うべきか!?
ローリングストーンズの「メインストリートのならず者」かピンクフロイドの「おせっかい」か、レッド・ツエッペリンかジェシ・デイヴィスか、いやいやブルースもせめとかなきゃ、「ジミー・リード」にT-BONE WALKERか?いやいや新人バンドのクイーンも見逃せない!!何でも自分ちの暖炉の木を使って作ったギターでフレンチホルンの音まで出しちゃうそうな、、、。

しかし、その時の猫が歌う「雪」(季節は夏だったと思いますが)そして白いストラトキャスターのべック似のギタリスト!!

35年経った今でも鮮明に思い出すことができます!!
つい2〜3日前にも思い出しておりました。

そしたら!!

なんと富士に来るではないですか!?
しかも斉藤哲夫とジョイント!!

御殿場のライヴハウス「リンコロ」さんのブログに書かれていました。
それを発見したのが、当日夕方!!

数秒考えた後、その日の予定をキャンセルしてリンコロさんに連絡をとり、チケットを用意していただき、仕事を終えて富士のアニマルハウスへ!!

薄暗い階段を下りていくときに期待はピークに!!
頭の中でデニムのベルボトムと白いストラトキャスターが浮かんでいました。

既に「猫」ははじまっていました。

真っ先に目に飛び込んできたのはギターの方!!

髪は短くなっていたものの、その鼻と目に当時のベック似の面影がある!!

「この人だ!!」

嬉しさで、一人にやけてしまいました。

ギターはGIBSONのアコースティックで、当時よりもよりフォーク色強い演奏でした。

「各駅停車」「地下鉄に乗って」などが唄われた時には鳥肌が立ちました。

「ねえ、きみ、、、、。」

これは売れるよ!!
ぽんとミューズが贈ってくれたメロディーって感じがする。

そして当時は気がつかなかったんだけど、
コーラスがほんとに綺麗!!

三声のコーラスがほんとうにきれい!!

こうやって椅子に座ってビールを飲みながら静かに聴くライヴも大好きです!!
気持がいいです!!

そして最後はもちろん、「雪」

35年ぶりに聞きました!!

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ここで猫はいったんお休み。

リンコロさんの友人のAKIさんの演奏は残念ながら聴けませんでしたが、
御殿場で活躍する「カウチポテト」さんの爽やかな歌声をはさんで、
斉藤哲夫さんのさすがなステージ。

そして最後は猫も参加してのジョイントライヴ!!

やはり素敵なコーラスが輝いていて、丁寧なアレンジと共に気持ちよい空間で飲みながら聞けました。

インターバルの時に実は、猫のギタリストの方が一人でいらっしゃるところに遭遇しましたので、少しお話しさせていただきました。

「こんにちは。ライヴ良かったです。実は35年前に静岡でライヴ拝見したことがあります。」
「ありがとうございます。」と若干そっけなかったですが、
「白いストラトキャスター使ってましたよね?」
と言いましたら、少し考えてしばらくすると嬉しそうに顔を輝かせて、
「あー、まだ後で演奏しますから。」
と仰っていただきました。

「はい、楽しみにしております。」
と言い、リンコロさんのとこに戻って呑みなおしました。

なんか優しくて素敵な夜でした。

リンコロさん、ありがとうございました!!



1970年代に思春期を迎えることができたゆうじは幸せです。

この頃ゆうじたちより少し年上の若者たちは楽しそうでした。


ラベル:ライヴ情報
posted by ゆうじ at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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