2009年08月31日

オールマン・ブラザーズ・バンド

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いきなりのイントロ鳥肌がたちます!!

圧倒的な音圧で重なるツインギター!!
まるでオーケストラみたい!!

歴史に残るオールマン・ブラザーズのデビューアルバムは、
こうして始まります!!

1曲目は「もう欲しくない」
スペンサー・デイヴィス・グループがオリジナルの短いインストの曲ですが、
この迫力でまずやられます!!

ツイン・ギター、ツイン・ドラムという編成が特徴のひとつのバンドですが、
それを活かした迫力とスウィング感が、歴史的なオープニングを飾るのにふさわしい曲です!!

そして、まだ残響音が残る中、
鋭いブルースギターが2曲目に導いてくれます!!

「イッツ・ノット・クロス・トゥ・マイ・ベア」
グレッグのオリジナルのブルースロックナンバーです!!

中学の頃、この曲のギターソロを初めて聴いた時、
「なにこれ!?クラプトンよりうまいかも!?」
(当時若き日のゆうじはクラプトンが世界一上手いとなぜか思っていた時期がありました)
中間の二人のギターソロもそれぞれいい音してるし、
チェンジするタイミングもめちゃかっこいい!!

そして、グレッグの声!!
デビュー当時からこの声!!
セクシー!!

そして迫力満点のエンディングに向けて、それぞれの個性がぶつかりあいます!!
さりげなく変拍子を使ったリフのイントロが印象的な
「腹黒い女」が3曲目!!
緊張感溢れるオープニングからここでちょっとアップテンポなブルースロック!!

しかしただ者ではない!!
エンディング近くパーカッションソロから、
掛け声的なコーラス!!

さすがツインドラム!!


そしてラストが70年代ロック史に燦然と輝く名曲
「ウイッピング・ポスト」!!

変則3拍子をさりげなく使ったイントロはまず
ベースからスタート!!

そしてギターが別のフレーズで入り、もう一台も重なってくる!!

弦楽三重奏みたいなイントロ!!

そしてセクシーでハスキーな歌と、
2回のギターソロと短いドラムソロを挟んで、
ドラマチックなエンディングにつながっていきます!!

一見リフを主体にしたロックナンバーの印象を受けますが、
ラテンやサイケデリック、クラシックなどいろいろな音楽の影響が見え隠れする、
奥深い曲です!!

この曲ライヴではかなり長く演奏されているバージョンが多いですが、
ソロで物語を作ったり、バンドで盛り上げたり、静かにスウィング感を出したりと、
かなりのドラマ性を作り出しています!!

ぜひライヴアルバムの方も聞いていただけたらと思います!!
もちろんおすすめは、
「フィルモアイースト・ライヴ」です。
このファーストアルバムにいたるまで、デュアン・オールマンはいわゆるマスルショールズのスタジオミュージシャンで、ウィルソン・ピケットやアレサ・フランクリンやボズ・スキャッグス等多くのミュージシャンのアルバムで名演を聞かせてくれていますが、やはり自分のバンドを作りたかったようです。

そして、オールマン・ブラザーズの母体となるメンバーを集めたセッションをしたところ、あまりの素晴らしさにデュアン自身が感動して、スタジオのドアの前に立ちはだかり、両手を大きく広げてこう言ったそうです。
「誰もこの部屋から出さないぜ!!どうしても出てきたい奴は、このおれを倒して出て行け!!」

きっと凄いセッションだったんでしょうね。
この時のテープとか残ってないですかね?

しかし、こういう天才たちが新鮮な気持で作ったアルバムだから、演奏も気合が入ってるし、アレンジのアイデアもいっぱいあるし、そんな気持が反映されてできた傑作アルバムなんだと思います!!

この頃まだみんな二十歳そこそこですよね!?

若き天才たちが新鮮な気持で作った歴史に残る傑作アルバムだと思います!!


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ラベル:名盤紹介 米
posted by ゆうじ at 12:23| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月30日

35年ぶりの雪     猫ライヴ

35年ぶりの雪

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1973年頃、当時中学生だったゆうじは、バスで通学していました。

新静岡センターというバスターミナルがあって、
そこの南口プラザではよくイヴェントをやっていて、
毎週土曜日は元「ワイルドワンズ」の鳥塚しげきさんが司会をやっているローカルテレビ番組の公開録画がありました。

バス通学だったゆうじは、その様子をよく見ていました。

そこにある日「猫」というバンドが出ていました。

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猫は当時「地下鉄に乗って」や「各駅停車」をスマッシュヒットさせていたフォークロック系のバンドでしたが、なんといっても、よしだたくろうの「雪」のカバー曲が有名でした。

ゆうじは、猫の「雪」を確かこの時初めて聞いたと思います。
そしてその後もラジオ等で聞いたくらいだと思います。
しかし、その歌が、ずっと耳から離れませんでした。

「雪でした、あなたの後をなんとなくついて行きたかった、、、。」

ボサノヴァ調にアレンジされた覚えやすいメロディーのお洒落な曲。

そういえばパーカッションの方もいて、小気味良いリズムで曲に彩りを添えていました。

しかし、当時のゆうじの目を奪い、今でも鮮明に覚えているのがギタリスト!!

ベルボトムのジーンズに長髪で見た目ジェフべックそっくり!!

しかもギターは白いストラトキャスター!!

当時「べック・オラ」の裏ジャケの白いストラトを持ったジェフべックの写真がかっこよくて、毎晩寝る前に必ず見ていた少年ゆうじにとって、このギタリストは本当にかっこよく見えました!!

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当時まだまだ白人コンプレックスのあった日本で、同じ日本人なのになんてかっこいいんだろう!!

信じられない少年ゆうじでした。

しかし、猫のレコードを買えたわけではなかったのです。

お小遣いの少ない少年ゆうじ、しかもロック黄金期の1973年。次は何を買うべきか!?
ローリングストーンズの「メインストリートのならず者」かピンクフロイドの「おせっかい」か、レッド・ツエッペリンかジェシ・デイヴィスか、いやいやブルースもせめとかなきゃ、「ジミー・リード」にT-BONE WALKERか?いやいや新人バンドのクイーンも見逃せない!!何でも自分ちの暖炉の木を使って作ったギターでフレンチホルンの音まで出しちゃうそうな、、、。

しかし、その時の猫が歌う「雪」(季節は夏だったと思いますが)そして白いストラトキャスターのべック似のギタリスト!!

35年経った今でも鮮明に思い出すことができます!!
つい2〜3日前にも思い出しておりました。

そしたら!!

なんと富士に来るではないですか!?
しかも斉藤哲夫とジョイント!!

御殿場のライヴハウス「リンコロ」さんのブログに書かれていました。
それを発見したのが、当日夕方!!

数秒考えた後、その日の予定をキャンセルしてリンコロさんに連絡をとり、チケットを用意していただき、仕事を終えて富士のアニマルハウスへ!!

薄暗い階段を下りていくときに期待はピークに!!
頭の中でデニムのベルボトムと白いストラトキャスターが浮かんでいました。

既に「猫」ははじまっていました。

真っ先に目に飛び込んできたのはギターの方!!

髪は短くなっていたものの、その鼻と目に当時のベック似の面影がある!!

「この人だ!!」

嬉しさで、一人にやけてしまいました。

ギターはGIBSONのアコースティックで、当時よりもよりフォーク色強い演奏でした。

「各駅停車」「地下鉄に乗って」などが唄われた時には鳥肌が立ちました。

「ねえ、きみ、、、、。」

これは売れるよ!!
ぽんとミューズが贈ってくれたメロディーって感じがする。

そして当時は気がつかなかったんだけど、
コーラスがほんとに綺麗!!

三声のコーラスがほんとうにきれい!!

こうやって椅子に座ってビールを飲みながら静かに聴くライヴも大好きです!!
気持がいいです!!

そして最後はもちろん、「雪」

35年ぶりに聞きました!!

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ここで猫はいったんお休み。

リンコロさんの友人のAKIさんの演奏は残念ながら聴けませんでしたが、
御殿場で活躍する「カウチポテト」さんの爽やかな歌声をはさんで、
斉藤哲夫さんのさすがなステージ。

そして最後は猫も参加してのジョイントライヴ!!

やはり素敵なコーラスが輝いていて、丁寧なアレンジと共に気持ちよい空間で飲みながら聞けました。

インターバルの時に実は、猫のギタリストの方が一人でいらっしゃるところに遭遇しましたので、少しお話しさせていただきました。

「こんにちは。ライヴ良かったです。実は35年前に静岡でライヴ拝見したことがあります。」
「ありがとうございます。」と若干そっけなかったですが、
「白いストラトキャスター使ってましたよね?」
と言いましたら、少し考えてしばらくすると嬉しそうに顔を輝かせて、
「あー、まだ後で演奏しますから。」
と仰っていただきました。

「はい、楽しみにしております。」
と言い、リンコロさんのとこに戻って呑みなおしました。

なんか優しくて素敵な夜でした。

リンコロさん、ありがとうございました!!



1970年代に思春期を迎えることができたゆうじは幸せです。

この頃ゆうじたちより少し年上の若者たちは楽しそうでした。


ラベル:ライヴ情報
posted by ゆうじ at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月10日

8・8ロックDAY〜永井‘ホトケ’隆&KOTEZ 静岡UHUライヴ

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8・8ロックDAY

まだ学生の若き日のロック少年ゆうじにとって、
この言葉はちょっとすごい!!

大げさに言うと、
「オルタモントのローリングストーンズ」とか、
「アフロディーテのピンクフロイド」や
「後楽園球場のグランドファンク」
なんかと同じくらいに神格化されている!!

この大阪で開かれたコンテスト「88ロックDAY」
ここからその後の日本のロックを変えた人達が多数生まれてきた!!

中でも一番印象に強いのが、
「ウエスト・ロード・ブルース・バンド」!!

当時ロック少年でブルースに興味はあるが、何を聞いていいか分からないゆうじに、
ブルースの世界を開いてくれたのが、ウエストロードのファーストアルバムだったということは以前も書きましたが、
http://70s-rockmeiban100.seesaa.net/article/108334931.html
その後の各メンバーの活躍も素晴らしいものがあります!!

永井隆&ブルーヘヴンはマディーウォーターズの前座で以前見ました!!
http://70s-rockmeiban100.seesaa.net/index-3.html

素晴らしいブルースを聞かせてくれました!!

そして奇しくも8月8日

永井隆さん静岡でライヴをやるとのこと!!

場所はウエストロードのギタリスト塩次伸次氏が最期のライヴ会場となったUHU!!


ゆうじこの日用事があり、行く予定ではなかったのですが、
この8月8日!!

暑い 88ロックDAY!!

行きたくなりました!!

昨夜マルテスTOSHIYAと二人で飲んだくれているゆうじのところに御殿場のリンコロさんのところで永井さんのライヴを見ているあっくす隊長から熱い電話が入ったのもひとつのきっかけとなりました!!

そして、用事をキャンセルして主催者のMRSPIRALさんにメールを送ったのが、当日の6時過ぎ、
「9時くらいに行っても間に合うか??」
「ホトケさんちは間に合うよ」

とのこと!!

MRSPIRALさんのバンドも見たかったが、行くことに決定!!

9時くらいに着くと、
既に始まっていた!!

曲は「Rambling on my mind」

あっくす隊長のブログには、「オープニングからロバート・ジョンソン、、、、、」という記述があったから、よしまだスタートしたばかりだ!!

ほとけさんが長髪に赤いテレキャスを持って唄っている。
ルックスからしてかっこいい!!

初めて見るKOTETZさん、ハープの音がいい!!

曲はシカゴブルースの王道の曲が続く。

ジミー・リードの「Big Boss Man」
中学の時に買ったLPの1曲目の大好きな曲!!

マディの「Long distance call」
これではKOTETZさんのパフォーマンスが光っていた!!

新世代のブルースマン!!
これからこういう人たちが日本のブルースシーンを盛り上げていくんだろうなあと聞きながら思った。

MCでマディ・ウォーターズの前座やった時のことを話してました。
顔のすごく大きな人で、だからあの声が出るんじゃないかとか、
娘さんかと思ったら奥さんだった!!
さすがブルースマン!!
サインもらったら自分の名前のスペル間違えてた!!
(そういえば以前オーティス・ラッシュに会った時サインもらったらやはり間違えてたけど、この頃のブルースマンはEducationとかあまり受けてないのかな?とも考えてしまいました)

そして意外だったのが、バターフィールドのベターデイズ時代にやっているバラードの「Little town talk」
切ないバラードを細やかに唄っていたのが印象的でした!!

それにしてもギターを弾いて唄うほとけさんの姿は少し意外!!

「おれはギターはじめたの50歳過ぎてから」
とMCでも言ってましたが、シンプルながら歌心のあるギターを弾いておられました!!

ただやはり昔から知っている者としては、バンドをバックにボーカリストとして満身のSOULをこめて唄う姿を見たいなと思っていたら、次回はバンドで来たいとのこと!!

次回も楽しみです!!

ライヴ終了後、ほとけさんのところにご挨拶に行き、
「MCで言っていたマディの渋谷公会堂見に行ってます!!」
と「ウエストロードのファーストアルバムは発売日に買っています。」
ということは伝えられました。

この日二日酔いで頭の痛かったゆうじは あまり長居せずに、
一人でBAR「R」に少しだけ顔を出して、
マスターと凄いファンキーなトラフィックとサイケデリック色いっぱいのフェアポートコンヴェンションの映像をバックに、
(ともに珍しい映像!!ファポートは昔YOU TUBEで見てその後削除されてずっと探していたやつだった!!)
プログレ話に花を咲かせて、ゆうじの88ロックDAYは静かに過ぎていきました!!

あ!!

しめは「Just a little bit」にすればよかった!!

ラベル:ライヴ情報
posted by ゆうじ at 02:17| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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